ポスドクが転職エージェントに登録して得る3つの隠れたメリット【客観的視点を取り入れる】

現在、ポスドクのあなた、
将来が不安ではないですか。

ポジションはとれるのか
論文は高いインパクトを出せるか
自分のやっていることに意味はあるのか
もうポスドクをやめて、違うことをしても良いのか

色々と悩みは尽きないと思います。

博士課程の学生で、
今後ポスドクになる方も、
似たような不安を抱えていくと思います。

このような悩みで、立ち止まってしまいそうなあなたに向け、
現在、ポスドクとして長年生きている私が、
もう少し早く気が付きたかったことをシェアします。

キャリアへの不安を和らげるためには、
客観的な視点が必要です。

どうやって客観的な視点を、
自分のキャリアに取り入れることができるのかが問題です。

私が提案したいことは、
転職エージェントをうまく利用すること。

私は実際に転職エージェントを通して、
外の世界を見ることができることに気が付きました。

転職エージェントを使うことで、
自分の価値の確認
選択肢の拡大
心にゆとり

このような、将来の不安解消につながる、
良い発見ができます。

本記事では、ポスドクで将来が不安だと思うあなたに向けて、
具体的に、ポスドクが転職エージェントをなぜ利用するメリットがあるのか、
詳しく解説したいと思います。

少しでも自己肯定感を高め、
キャリアへの不安が解消されることを願っています。

それでは解説していきますので、

ポスドクが将来の不安を和らげるために、転職エージェントを使うメリットは、自己価値の再確認ができるから
ポスドクの将来への不安は、小さな職業選択の幅というトラップにはまっていることで起こる
将来が不安なポスドクは、気持ちにゆとりを取り戻す必要がある
ポスドク向けの日本国内にある転職エージェント
ポスドクが将来の不安を和らげるために活用すべき手段のまとめ

ポスドクが将来の不安を和らげるために、転職エージェントを使うメリットは、自己価値の再確認ができるから

ポスドクを始めると、
自分の価値に悩むようになると思います。

自分の価値を発見することに、
実は転職エージェントが役立ちます。

私は当初、アカデミアをやめて、会社で働く人だけが、
転職エージェントを使うと思っていましたが、
それは違っていました。

自分のやりたいこと、自分の価値観に気が付く方法を
見つけることに効果的でした。

なぜ自分に価値があるか悩んで将来に不安になる？

基本的に、研究者は、論文で評価されるので、
論文が出ないと自分の存在価値がないと感じやすいです。

基礎研究であれば、
直接社会に役に立つことが、
想像できない場合が多いですよね。

同世代で就職して働いている人と比べて、
社会に貢献していない罪悪感を感じることもあります。

こんな時は、明らかに自己肯定感が低下しています。
自己肯定感の低下は研究に対するモチベーションの低下につながります。

そこで、私たちは、積極的に自己肯定感を高める必要があります。

その方法は、客観的に自分の価値を発見する方法を取り入れることです。

ポスドクには転職エージェントという客観的視点が必要だった

例えば、転職エージェントを使うことで、
自分がどの程度の年収を得る仕事に値するのか知ることができます。

企業に必要とされている能力にも気づくことができます。

自分が、ポスドクという世界から切り離したときに、
社会的な価値がどれくらいあるのか知ることができる。

このことは、自分が一生ポスドクしかできないのではという、
不安を確実に和らげてくれます。

エージェント側から企業を提案してもらうことが将来不安の解消に大事

自分で仕事を見ている場合、自分はこれくらいの給与が欲しいという目線になります。

これは、自己評価との違いを明らかにするので、
悩みが増えます。

自己価値が低くなってしまいがちなポスドクには、
第三者の視点による提案が必要です。

転職エージェントに自分にあう仕事を見つけてもらいます。
この過程が、自分の価値を再認識することにつながります。

ポスドクだって人に必要とされたい。

研究さえあればなんだっていい、
なんて実際にはなかなか思えないですし、
そう思う必要もないです。

ポスドクの将来への不安は、小さな職業選択の幅というトラップにはまっていることで起こる

ポスドクを長年続けると、
アカデミアのポジションに固執していきます。

アメリカでポスドクを行う人たちは、
半数以上企業へと就職していくのにも関わらず、
日本では、ポスドクから企業へのキャリアパスが主流ではありません。

企業で働く選択は、アカデミックをあきらめた人がするイメージを持つ人もいるかもしれません。
固定観念を、消し去ることが重要です。

海外のポスドクのように、
転職エージェントを介して、
適した企業に実際触れることで、
実はアカデミアではなく企業に興味を持つことも多いです。

海外と日本は違うと思う方もいるかもしれません。
たしかに、そうです。
それでも、選択肢を多く持つことが、
将来の不安を和らげて、しあわせに暮らせるなら、
悪いことではありません。

実際に、転職エージェントを使うことで、
面白いことがアカデミアの外にもたくさんあることに気が付きました。
興味が持てたら、企業に行くのもありなのです。

選択肢は常にたくさん用意していたいものですね。

自分では思ってもいなかった、
思いがけない内容に興味をもつこともあります。
結果将来の可能性が広げることができます。

将来への不安は自分が作り上げた、
狭い発想によって起こっていることに、
私はポスドクを長いこと行ってから気が付きました。

将来が不安なポスドクは、気持ちにゆとりを取り戻す必要がある

気持ちにゆとりがないと良いアイデアが浮かびません。

常にバックアッププランがあるくらいがちょうどよいのです。

転職エージェントを介して、
常に企業就職の可能性を持っていると、
今の研究がうまくいかなくても、
意外と気持ちの支えになります。

背水の陣で挑むのが悪いとは言わないですが、
その心構えで向き合ってもだれも責任はとってくれないです。

自分の将来は自分で守る必要があります。

そのために、
早いうちから転職エージェントを利用して、
気持ちにゆとりを作る。

研究が非常にうまくいって、
アカデミア研究に邁進するも良し。
企業就職もありです。

アメリカでポスドクを行っていると、
NatureやScience、Cellを出したようなポスドクが、
さらっとバイオテックに就職していきます。

給料が高い、研究費もアカデミアと比べものにならない企業なら、
アカデミアよりも、研究環境が良いという意見もよく聞きます。

自分がどうしてアカデミアなのか、
企業じゃダメなのか、
こんな問いにも企業就職を考えるとぶちあたると思います。

自分のやりたいことを考える良いチャンスになります。

転職エージェントは、選択肢をを増やし、
自分の心にゆとりを作るきっかけになります。

転職エージェントを使うメリットはなんとなくお伝え出来たかと思います。
ただ、転職エージェントもたくさんあるので、
ポスドクはどのエージェントを使えばいいのか迷います。

そこで、ポスドクに向いている、
転職エージェントを参考までに、ご紹介しておきます。