ふと鏡を見ると、顔がたるんできているような気がして、ショックを受けることありませんか?
その顔のたるみを解消したいと思いますよね。
そこで顔の筋肉を鍛えようと思いネットで調べると、小顔になる為には表情筋は鍛えない方が良いなど、顔の筋肉トレーニングに対する批判的な意見を見つけ、どうしたら良いのか、困ってしまう経験あるのではないでしょうか?
私は筋トレ愛好家の一人として、そして生命科学者として、加齢に伴う顔のたるみは筋肉の衰えであると考えています。
顔の筋肉を鍛えることで、他の体の部位と同様に引き締まった顔を手に入れることができると考えています。
本記事では、効果的だと思われる顔の筋肉のトレーニング方法についてご紹介したいと思います。
顔のたるみをなんとかしたい方はぜひご参考ください。
ほほのたるみが気になるなら、ほほを鍛える
一番気になってくる部位が、ほほのたるみではないでしょうか。
よくブルドッグのようなほほにたとえられています。
まず確認してみて欲しいのですが、
あなたが理想とする顔のラインまでほほを手で支えて持ち上げてみてください。
持ち上げるだけで理想のラインに戻すことができるなら、顔の筋トレで改善できます。
次に、その持ち上げたい部位の顔の筋肉を動かすことができるか、手の支えを使いながら、試してみてください。
慣れたら、手を使わないで、同じようにほほを持ち上げるトレーニングを行います。
20回を1セットとして、3セット行ってみてください。セット間の休憩は1分ほどで大丈夫です。
ほほのあたりに疲労感を感じることができれば成功です。
なるべく狙っている部分の筋肉以外には力が入らないように確認しながらトレーニングしましょう。
最初はわかりにくいかもしれません。
動かすことができるようになれば、その部位を鍛えることで、ほほの位置を上げることができます。
よくある例ですが、笑顔を作るときに、口角を横にひいていたりしませんか?
もう一度あなたが引き上げたいほほ部分を触りながら、口角を横にひいてみてください。きっとあなたが引き上げたい部位が動いていないことに気が付くと思います。
どんどん使わなくなると、どんどん衰えていくことが普通です。
使うことができれば、鍛えられていくので、筋肉が強くなり、たるみの解消につながります。
フェイス周りのたるみ、二重あごが気になるなら、舌を鍛える
舌を動かす筋肉を鍛えることで、顔周りを引き締めることができます。
よく舌を口の中で回す運動が紹介されていますが、それがシンプルで効果的です。
たくさんやりすぎるとデメリットがあるなど解説されていることもありますが、しっかりと舌を回すトレーニングを行うと、何百回もできないくらい疲労がでるので、そもそも鍛えすぎることはありません。
気にせずに鍛えることをおすすめします。
方法はとても簡単で、
舌を右回りか左周りでぐるぐると動かします。なるべく大きく動かすイメージで回してください。
20回まわしたら休憩を1分間とります。
次に逆回しで20回舌を回します。そして1分休憩です。
これを1セットとして、3回繰り返して行って下さい。のど周りにだるさを感じてくると思います。
その他の、二重あごが気になる方へお勧めの方法が動画で紹介されていましたので、他のトレーニングも行い方は、参考動画もご参考ください。
目元のたるみが気になるなら、目の周りの筋肉を鍛える
目の周りの筋肉があることはあまり意識されていないと思いますが、
目を開けたり閉じたりするときに自然と使われています。
この目の周りの筋肉、眼輪筋も加齢による筋力の低下でどんどん衰えてくるので、
目のまわりのたるみであったり、目をしっかり開きにくくなり、
目が小さく見えたり、表情に大きく影響を与える部位でもあります。
眼輪筋は目を開く、閉じるという動きで使われることを考えると、
次のような簡単なトレーニングを行うことで筋肉を鍛えることができます。
- 目をぎゅっと閉じます。3秒維持します。
- 目をぱっと開いて3秒維持します。
この簡単な動作を20回1セットで、1分間休憩をはさんで、3セット行って下さい。
この運動も簡単のようですが、試してみると疲労感がよくわかりますよ。
どうしても筋肉の動きがわかりにくい場合は、
指を目の周りにかるく添えてみて、トレーニングを行ってみてください。
動きに伴って、手も動くので動かせているかの目安になります。
タンパク質の摂取を意識する
さて、いろいろなトレーニングを行ったものの、タンパク質の摂取をおろそかにしていると効果が出ません。
あまり解説されていないことが多いのですが、筋肉を鍛える場合は、タンパク質摂取はとても重要なので、忘れないようにしてください。
関連記事筋トレはプロテインなしでも効果があるのか?よくある疑問に答えます。 で解説していますので、併せてご覧ください。
タンパク質摂取量が足りないと、どんなに素晴らしいと噂されるサプリメントを飲んでも、意味がありません。
高いサプリメントを飲むくらいなら、タンパク質摂取を増やしましょう。
おすすめのタンパク質食材は、 筋トレ初心者におすすめタンパク質食材。理想の体を目指すために!肉編 をご覧ください。
加齢に伴って、食も細くなり、タンパク質摂取量が落ちていくことが、顔や体の筋肉を減らす原因です。
運動としっかりとした栄養補給は絶対必要なので、顔だから関係ないと言わず、タンパク質摂取も気を付けてください。
また、糖質制限をして、糖質を摂取していない場合も、筋肉を鍛えることには不都合なので、極端な糖質制限はおすすめしません。
かえって、後々の顔のたるみを引き起こす原因になる可能性があります。
顔以外の筋トレも行う
顔のたるみを引き締めたい方は、ぜひ全身も筋トレすることをおすすめしたいです。
筋トレを行うことで生活習慣に気を遣うようになりますし、食事に対する意識があがります。
さらに、全身の筋肉が鍛えられると、体全体のラインが引き締まって、若さが維持しやすくなります。
現在、30代、40代、50代以上であっても、鍛え始めれば筋肉はつき、体は引き締まります。
顔だけ引き締まって、体は緩んでいるよりも、体を顔も引き締まっている方が格好良いと思いませんか?
全身を鍛える習慣をつけ、表情筋も鍛えることで、全体的に若々しい印象がキープされます。
筋トレ習慣も表情筋を鍛えることと併せて習慣化しませんか?
女性の方は、 筋トレ女子から筋トレの魅力を学ぶ【筋トレに興味がある女性必見】 に筋トレの魅力をまとめていますのでご参照ください。
他にも、 筋トレを始めるきっかけ、モチベーションを筋トレYoutuberから学ぶ【継続する意義】 で、どうして筋トレが良いのか、まとめています。
始めていない方は、ちょっと見て欲しいと思います。
顔の筋肉を鍛えないほうがいいのか気になったあなたへのまとめ
顔の筋肉を鍛えないほうが良いのか?という情報を聞いて困っていたあなた。
鍛えて大丈夫です。
筋肉は鍛えなければ衰えていくものなので、鍛えないで良いということはありません。
鍛えすぎるとデメリットがあるという解説も、不親切です。鍛えすぎることにはなりえません。
細かいことに気を取られず、コツコツと顔の筋肉も、体の筋肉も鍛えていきましょう。
継続が大事です。
継続するかしないかで、5年後、10年後は明らかに違います。
今日から、始めませんか?
本記事が、少しでも参考になればうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント